Wire forming & drowing
フォーミング事業所
フォーミング事業所
“ものづくり”を通して
社会に貢献
細かなニーズにお応えします。
フォーミング事業所では、バーインコイルを主原料にした線材製品(鉄線、溶接金網及び鉄筋格子、なまし線等)を製造・販売すると同時に、国内鋼板メーカーから仕入れた薄板を素材にした農業用鋼管、一般構造用鋼管、軽量形鋼、軽天等の製造・販売も行っています。そのほか、塩害対策型県産フェンスや農業用施設の骨材加工、設計、施工などお客様のニーズに合わせてお届けしています。
作業風景








製造工程
線材製品(連続伸線ライン)
1原材料
拓南製鐵㈱において、鉄スクラップを主原料にして成分調整を行い、JIS規格に合格した線材を使用。
2メカニカルデスケーラー
線材表面の酸化鉄(スケール)を機械的方法(曲げ・ブラシ)によって除去し、石灰石鹸溶液を付け前処理を行う。
3連続伸線機(ブロック機)
超硬ダイスによって所定の線径まで引抜加工(伸線)を行う。その時スムーズに加工する為、潤滑剤を用いる。

4連続伸線機(コイラー機)
最終伸線で所定の線径に仕上げる。荷姿はキャリア(金物)に巻き取るか20kg巻等に結束した荷姿になる。
5鉄線(線材・中間製品)
コンクリート二次製品用鉄線・セパレータ・溶接金網の材料として、県内外又は自社加工用として使用される。

鋼管製品(造管ライン)
1原材料
国内の鋼板メーカーから仕入れた薄板を各サイズの必要幅にカット(スリット)行い使用。
2フォーミング工程
薄板をロールによって曲げ加工を行い、円筒状に成形する。


3高周波溶接
高周波電流を円筒管の端縁に流すことで抵抗発熱が起こり、その熱によって溶接をおこない管に仕上げる。
4溶射
めっき鋼板の溶接の際、溶接個所を削り取ることにより防錆力が落ちる為、アークの熱源で亜鉛とアルミを溶かし、溶接個所に吹きつけ補修することで防錆力を回復する。
5サイジング工程
形状をわずかにひずませ、円形の真円度を高め丸パイプとして仕上げる。角パイプは専用ロールにて角型へ成形して仕上げる。